Golf Columun - Jun Ojimaの 辛口ゴルフ紀行 -
◆ No 18 南米ツアー 編 - 2002年6月

 私は20代の若かりし頃、南米ツアーに参戦したことがあります。各国の代表選手及び予選会を勝ち抜いてきた者だけが出場できるというエリートツアーです。年間20試合続けてあるため、試合が始まるとほとんど同じメンバーで(160人位)移動します。
世界各地から優勝という2文字を求めてライバル意識をむき出しに選手達が集まってきます。 
今回はそのメンバーの実態をJun Ojimaが暴きましょう。

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 まず当時私のルームメートでもあったイアン・レガット選手。現在、カナダのワールドカップ代表選手として活躍中です。当時から飛ばし屋で有名な選手でした。
運動好きの彼は小さい時からアイススケート選手として活躍していました。大学卒業と同時にプロゴルファーとなり、うだつの上がらない生活を続けながら子供達のスポーツ発展のために、寄付を募るボランティアをやっていました。

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 ある時、訪問先の方になぜ君は自分の試合に出る時間を割いてまでこんなことをしているのだと聞かれました。レガットは資金的な問題でトーナメントに参加できないと言ったそうです。

 その後その方にスポンサーになってもらい、今年アメリカで一勝をあげました。私とはかけ離れた生活を送っています。

 また、マクドナルドの社長が彼のことを気に入り、もう10年くらいスポンサーをしているそうです。そのため、いつも服にはマクドナルドの大きなロゴが入っています。

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 次はアンジェロ・フランコ。今年ワールドカップのパラグアイ代表で来日しました。
彼とは気が合い毎晩の様に一緒に食事をし、練習をしながらゴルフを教えてもらいました。

 南米ツアーでは2試合に1回くらいドライビングコンテスト(飛距離を争う競技)が予選の終わった後の1番ホールで行われます。選手は最良のクラブで挑みます。そんな中、彼はいつも出番を待っている選手のクラブを借り、ボールも周りの選手からもらい、手袋もせず常に350ヤード先のフェアウェーにきれいに打っていました。

 平均US1000〜2000ドルの優勝賞金は、レストランを貸しきりにし、その日のうちに使い切ってしまうのが常でした。

 私は親分肌のアンジェロと一緒に優勝の祝杯をあげるのがお決まりでした。