◆ 第10回 AWANA
KIJAL GOLF BEACH& SPA RESORTの巻 - 2003年10月
皆さん、トレンガヌってご存知ですか? マレー半島の東側、タイまで車で約1時間の地点に位置する、海ガメの産卵地としても有名な、ビーチが大変きれいな場所です。漁業や果樹園業などが盛んな街で、この地では、30歳代男性の平均月収が300〜500リンギット(約1万〜1.7万円)と言われます。
トレンガヌと言えば、大型リゾートのゲンティン・ハイランドが有名です。このリゾートは、忘れもしない大昔、私を30分で地獄に突き落としたマレーシア政府公認のカジノ場を始め、3つのゴルフ場、ホテル群、テーマパークなどで構成されています。今回はこのゲンティンの中で、部屋数343、私の苦手のカジノがない、ゴルフ・海・食事と完璧なリゾートライフを満喫できるアワナ・リゾートをご紹介しましょう。私の相棒は、来年3月に行われるシンガポールで一番HOTなゴルフトーナメント、あのタイガー・スキンズに出場が決まった、ラム・チービン。
アワナへは3年前に訪れたことがあり、今回は車で。いつもシンガポールで信号待ちをしながら、今にも暑さでエンジンがオーバーヒートしないか、ハラハラさせられる18年前のポンコツ車に乗っている私にとり、50kmも信号が全くなく、昔、日本軍が自転車で走って来た道を、サルにだけ気をつけながらノンビリ走るのは、格好の気分転換です。
午後1時に出発、順調に荷物を開けられることもなく税関を通過(荷物が多いためこれが一番面倒)、マレーシアに突入。ただただひたすら3号線を直進し、快適な旅のはずが……2人に共通の大好物が行く手を阻んだのでした。
その名は“ドリアン”。ゲンティンへの道中にあるセガマはドリアンの産地で、道脇の家々は青空市場で果物や野菜を販売、子供達が店番をしています。車を停めて2人で1個ずつ匂いを嗅ぎながら良品を探し、その場で食べる。
この繰り返しを7回も行い、目的地到着までに全部で13個制覇。費用はシメてS$22。シンガポールなら、ヘタをすると2個ぐらいしか食べられない値段です。
ともかく、560kmの道のりを8時間30分も費やし、やっとの思いで到着。翌朝6時20分起床、久々のビーチと言うこともあり、最近の日課である肉汁体操(ジョギング)へ。疲れのため少々足が重たいな〜と思いながら軽くこなし、ホテルに着くと何か懐かしい香りが……。おかしいな〜、と思いつつ私の一番高い持ち物のNIK〇シューズを見ると、何と砂だんご状態! いつもより1.5倍の大きさになっているっ。すぐ靴を脱ぎ地面に叩きつけても、砂が落ちないどころか、靴がだんだん大きくなってしまう。よ〜く見ると、私の少ない脳ミソが音を立てて頭の中で爆発したのでした。
そうです……どこかで牛のフ〇を踏み、そのまま砂浜を走っていたのです。なんと情けない。皆さん、肉汁体操は明るい所で行いましょう。
さて、肝心のゴルフコースですが、アウトコースはとてつもなく広く、インコースは11番から18番まで、狭い所は「勘弁してくれ〜」と泣きたくなるほど狭いので、一度ご自分の目で確かめて下さい。でも風景は常に海があり、潮風の香りがするし、バンカーは真っ白な海砂を使っているため、どことなくミニRIA・BINTANと思えるでしょう。バギーはなく、必ず1人ずつ地元の青年(7〜18歳)が25リンギットでバックを担いでくれるので、ふだんは味わえない、プロのトーナメントに出場しているかのような自分に出会えるでしょう。
この得も言えず難しいコース終了後は、JUN OJIMAお勧めの魚釣りが楽しめます。シンガポール育ちのラム・チービンは魚釣りの経験がなく、前回来た時に初挑戦。なぜかこの男、針がいつも魚(さゆり)の胴体に巻きつき、今までに3匹釣ったのですが、全て背中から釣り上げる羽目に。一方、些事に才能を発揮する私は、地元の釣り人が話かけてくるぐらいに、一人大漁だったのでした。
アワナは、かなり立派な5つ星ホテルですので、「汚い所はイヤ」とおっしゃる奥様にもお勧め。 ホテルの前に何でも屋があり、釣竿や飲み物など現地調達が可能。
たくさんの荷物をシンガポールから持っていく必要はありません。
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